松戸市の坂川 今昔ものがたり ドブ川から清らかな川へ移行中

松戸神社近くの坂川沿いの河津桜

先日、松戸神社沿いの坂川に河津桜を見に行った。

河津桜の本場は、東伊豆の河津町。

毎年2月に行われる河津桜まつりは有名です(詳しくは→河津桜まつり公式サイト

ここは何度も訪れていますがいつも葉桜の季節です。それでもきれいですけどね。

河津桜はさておき、昔とずいぶん変わったなと思うのが坂川です。

本当にきれいになりました。

ちょっと前ですか、ダウンタウンの松本人志さんがテレビで(たぶんワイドナショー)で、

「最近の子供はドブを知らない」と言ってました。

これを聞いた瞬間、脳裏に浮かんだのは、「坂川」でした。

50年以上前特に汚かったのが角町の三叉路を市川方面に行くところにある小山樋門史跡( レンガ橋)辺りを抜けて、小山に入った新開橋辺りでした。

ドブ川でしたし、ヘドロ(きっとこの言葉も今の子供達は知らないか?)が堆積して古墳みたいに小さな山を作っていました。臭かった。

私が中学生の頃といっても45年ぐらい前になりますが、坂川の奇形ガエル、おたまじゃくしが問題になっていたような気がします。

ドブ川になってしまう原因は下水道が普及せず、生活雑排水が直接坂川に流れ込んでいたことです

下水道の普及率上昇に伴ってどんどん川がきれいになっていった。

これはなにも坂川に限らず有名なところで言えば、

昔は、「死の川」と呼ばれていた多摩川があります。
(参考記事→汚れてしまった多摩川(たまがわ) | NHK for School

下水道の普及率は、首都圏のほうが地方より高いです。

この傾向は変わりそうもないので田舎の河川より首都圏の河川のほうがきれいになるなんて未来があるかもですね

松戸市下水道普及率

(詳しくは→ 松戸市の下水道計画(汚水)

令和3年度末首都圏の下水道普及率

令和3年度末首都圏の下水道普及率

(詳しくは→日本下水道協会 都道府県別の下水処理人口普及率

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