2026年1月、千葉県第6区(松戸市)では、実績あるベテランからフレッシュな新人まで、多様なバックグラウンドを持つ5名の候補者が議席を争っています。各候補者のウェブサイトや公開情報を基に、その主張や政策の違いを比較・整理しました。投票先を決める際の参考にしてください。
候補者プロフィールと主な特徴
1. 武藤 ゆうだい(国民民主党・新・33歳)
- キャッチコピー: 「現場力を、決断力に。」「もっと手取りを増やす」
- 経歴: 元NHK記者として山形・仙台などで災害や地域の課題を取材。その後、政治・行政専門の広告会社を経て出馬。
- ウェブサイト: mutoh-yudai.jp
- 特徴: 33歳という若さと、記者時代に培った「現場力」をアピール。現役世代の負担軽減を最優先に掲げ、具体的な減税策や社会保険料の引き下げを訴えています。「伝えて終わりではなく、決断する側へ」という政治への転身理由が印象的です。
2. 安藤 じゅん子(中道改革連合・前・49歳)
- キャッチコピー: 「松戸を、千葉を、日本を元気にしていきます。」
- 経歴: 前衆議院議員。中道改革連合 千葉県第6区総支部長。
- ウェブサイト: andojunko.net
- 特徴: 「母親目線」「市民目線」を強調し、子育て支援や生活者の暮らしを守る政策に注力しています。また、政治資金の透明化(企業・団体献金の禁止)を強く打ち出し、クリーンな政治改革を訴える姿勢が鮮明です。
3. 渡辺 ひろみち(自由民主党・元・75歳)
- キャッチコピー: 「責任を果たす!」
- 経歴: 元復興大臣、前衆議院議員。長年の政治経験を持つベテラン。
- ウェブサイト: www.hiromichi21.com
- 特徴: 「責任」をキーワードに、経済再生や全世代型社会保障の構築を掲げます。与党の立場から、物価高対策や外交安全保障など、国政の重要課題に対して現実的な解決策を実行する「安定感」と「実行力」を前面に出しています。
4. 出羽 みき子(参政党・新・59歳)
- 主な主張: 伝統的な価値観の重視、積極的な財政出動。
- X https://x.com/mikikodewa
- 特徴: 参政党の公認候補として、日本の伝統や文化を守る保守的な立場を取ります。皇位継承における男系男子の維持や、教育重視の姿勢などが特徴です。
5. 浦野 真(日本共産党・新・36歳)
- 主な主張: 企業の内部留保還元、消費税減税、平和外交。
- X https://x.com/urano_shinjcp
- 特徴: 格差是正と暮らしの底上げを最優先。大企業や富裕層への課税強化による財源確保と、消費税の減税・廃止を訴えます。また、ジェンダー平等(選択的夫婦別姓など)にも積極的です。
政策テーマ別比較
💰 経済・税制・暮らし
- 武藤氏(国民):「手取りを増やす」ことに特化。所得税の基礎控除引き上げ(103万円の壁撤廃など)、消費税5%への減税、電気代値下げ(再エネ賦課金廃止)など、現役世代の可処分所得を直接増やす具体策を提示。
- 渡辺氏(自民):経済成長と物価高対策の両立。潜在成長率を引き上げ、賃上げが物価上昇を上回る経済構造を目指すとし、責任ある財政運営を重視します。
- 安藤氏(中道):格差是正と待遇改善。保育・介護・障がい福祉従事者の賃上げや、男女間の賃金格差是正(同一価値労働同一賃金)により、働く人の生活を底上げする姿勢です。
- 浦野氏(共産):消費税減税と富裕層課税。消費税の減税・廃止を掲げ、その財源として大企業や富裕層への課税強化を主張します。
👶 子育て・教育
- 武藤氏:「教育国債」による予算倍増を提唱。3歳からの義務教育化、給食費・修学旅行費を含む完全無償化、年少扶養控除の復活など、子育て世帯への徹底的な投資を掲げます。
- 安藤氏:母親としての視点を活かし、安心して産み育てられる環境整備を重視。教育費負担の軽減とともに、保育の質の向上や待機児童問題の根本解決を目指します。
- 渡辺氏:「全世代型社会保障」の一環として、人生100年時代を見据えた教育・人材育成を推進。幼児教育から高等教育までの負担軽減を進めます。
⚡ エネルギー・環境
- 安藤氏:脱原発・再エネ推進。2030年代の脱原発を目指し、エネルギーの地産地消を進めることで、環境と経済の両立を図る立場です。
- 武藤氏:現実的なエネルギー政策。電気代値下げのために再エネ賦課金を一時停止・廃止する一方、安全性が確認された原発の活用や次世代炉への投資も排除しない姿勢(国民民主党の方針)が見られます。
- 渡辺氏:安定供給と脱炭素の両立。エネルギー安全保障の観点から、多様な電源のベストミックスを追求し、経済活動を支える電力の安定供給を最優先します。
🏛 政治改革
- 安藤氏:企業・団体献金の全面禁止を掲げ、政治とカネの問題に厳しく切り込む姿勢を強調。「しがらみのない政治」を訴えます。
- 武藤氏:政治資金の透明化に加え、「正直な政治」を標榜。若さを活かし、古い政治慣習からの脱却をイメージさせます。
- 渡辺氏:自民党としての信頼回復に努めつつ、法改正を含めた制度の見直しを進め、政治への信頼を取り戻す「責任」を果たすと主張します。
まとめ:誰を選ぶ?
- 現役世代の手取り増、税制や社会保険料の負担軽減を最優先に求めるなら、武藤ゆうだい氏。
- 子育て・福祉現場の待遇改善、企業献金禁止によるクリーンな政治を求めるなら、安藤じゅん子氏。
- 政権与党のパイプを活かした安定的な経済運営、外交・安保の遂行を求めるなら、渡辺ひろみち氏。
- 日本の伝統重視や独自の教育・国守りの視点を重視するなら、出羽みき子氏。
- 消費税減税、大企業優遇の是正、護憲・平和外交を重視するなら、浦野真氏。
それぞれの候補者が描く松戸・千葉・日本の未来像を比較し、あなたの一票を決める参考にしてください。


