松戸の三匹獅子舞
2023.10.10
松戸市指定文化財 無形民俗文化財
五穀豊穣と悪霊退散を祈る行事として行われてきました。
上本郷(風早神社)、大橋(胡籙神社・ころく)、和名ケ谷(日枝神社)の3地区に伝承されています。
上本郷の三匹獅子舞(風早神社)動画編
→風早神社
上本郷の三匹獅子舞(風早神社)画像編
→風早神社
日本における獅子舞
日本における獅子舞の歴史は古く、奈良時代から行われていたと考えられています。平安時代には、獅子舞は宮中や貴族の間で行われていました。鎌倉時代には、武士階級にも広まり、全国に伝播していきました。
獅子舞は、日本の民俗芸能の約7割を占めると言われています。日本各地には、地域ごとに独自の獅子舞が存在しています。
獅子舞の種類
獅子舞には、大きく分けて「立て獅子」と「座り獅子」の2種類があります。
立て獅子:獅子頭を頭にかぶって舞う。
座り獅子:獅子頭を頭にかぶらず、獅子頭を前に置いて舞う。
また、獅子舞には、以下の種類があります。
古典獅子:江戸時代以前から伝わる獅子舞。
新作獅子:明治以降に創作された獅子舞。
地方獅子:地域ごとに独自の特徴を持つ獅子舞。
獅子舞の意味
獅子舞は、もともとは悪魔払いの儀式として行われていました。獅子は、中国で「百獣の王」とされており、強力な魔除けの力があると信じられていました。
現代では、獅子舞は、地域の繁栄や人々の幸せを願うための芸能として、多くの人々に親しまれています。
獅子舞の見どころ
獅子舞の見どころは、迫力ある獅子の舞です。獅子頭をかぶった舞い手は、軽やかに舞い、獅子の姿を生き生きと表現します。また、祭囃子の力強い音色も、獅子舞の魅力の一つです。
獅子舞は、日本各地でさまざまな時期に行われていますが、特に、正月やお祭りなどのおめでたい日によく見られます。獅子舞を見かけたら、ぜひその迫力ある舞を楽しんでみてください。