松戸市立博物館 常設展示 4

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古代の松戸

華やかな平城京の文化はすべての土地・人民を天皇の下に集める公地公民制を基礎とした律令制度による全国支配に裏付けられたものでした。
大宝元年(701年)に制定された「大宝律令」では全国を国・郡・里という行政単位に分け国司・郡司・里長によってそれぞれを統括させました。
この当時、松戸周辺は下総国の西端に位置する葛飾郡に含まれていました。

松戸市立博物館 常設展示
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松戸の様相
「更級日記」に描かれた「まつさとのわたりのつ」が松戸の地名の起こりかともいわれていますが、松戸の奈良・平安時代の遺跡は他地域と比べて多くはありません。この時期のものは、原の山遺跡・相模台遺跡・小野遺跡・戸定遺跡などがあり、とくに小野遺跡からは銅製銙帯金具(官人の帯金具)などが出土しています。

松戸市立博物館 常設展示
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小野遺跡 3B住居跡
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墨書土器
土師器や須恵器の底や外面に人面などの絵画や文字を墨書したものです。文字の内容は「厨家」「驛」などの官衙名、「相馬」などの地名、人名、年号、「寺」「塔」などの仏教関係のもの、「加福」「平安」などの縁起の良い言葉などがありますが、東日本の墨書土器の多くは意味不明の一文字や記号などを記入したものが多いようです。

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