土砂災害(がけ崩れ)対策

松戸市は山間部ではありませんが、台地(常盤平・小金原方面)と低地(江戸川方面)の境目に「がけ(急傾斜地)」が多く、住宅地と隣接しているため、土砂災害は非常に身近なリスクです。

「松戸ペディア」の読者が、自分と家族の命を守るために知っておくべき「3つの予兆」と「究極の避難法」をまとめました。


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1. 松戸市の「がけ崩れ」の特徴

松戸市で警戒すべきは、地滑りよりも「がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)」です。

  • 特徴: 雨水が地面に染み込み、その重みで斜面が突然崩れ落ちます。「逃げる時間がない」のが最大の特徴で、一瞬で家屋を押しつぶす破壊力があります。
  • 危険な場所: 「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」や「特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定されているエリア。特に、台地の縁(へり)にある住宅は要注意です。

2. 五感で気づく「3つの予兆(前触れ)」

がけ崩れには、直前に特有のサインがあります。これをサイトで周知し、「気づいたらすぐ離れる」意識を植え付けます。

  1. 【目】小石がパラパラ落ちてくる・ひび割れ
    • がけから小石が落ちてきたり、擁壁(ようへき)に亀裂が入ったりするのは、斜面が耐えきれなくなっている証拠です。
  2. 【耳】地鳴り・木の根が切れる音
    • 「ゴゴーッ」という地鳴りや、木が裂ける「メリメリッ」という音が聞こえたら、崩壊は秒読み段階です。
  3. 【鼻】土のにおい・腐ったにおい
    • 普段とは違う「生臭い土のにおい」や「木の腐ったにおい」が漂ってきたら、危険信号です。

3. 避難の鉄則:水平避難と「緊急垂直避難」

🏃基本:明るいうちの「水平避難」

  • タイミング: 「土砂災害警戒情報」が出た時点、あるいは「大雨警報」の段階で、がけから離れた親戚宅や避難所へ移動するのがベストです。夜間の移動は足元が見えず、かえって危険な場合があります。

🏠 緊急時:命を救う「部屋選び」

緊急時の室内避難

豪雨で外に出るのが危険な場合、あるいは夜間に予兆を感じた場合は、家の中で少しでも助かる確率が高い場所へ移動します。

  • 「2階以上」の「がけから遠い部屋」へ:
    • 1階は土砂が直撃し、埋まる可能性が高いです。
    • がけ側の部屋は壁ごと破壊されます。
    • 「2階の、がけとは反対側の部屋」に移動し、身を低くして待ちます。この「数メートルの位置取り」が生死を分けます。

4. 日頃のメンテナンス:「水抜き穴」の掃除

擁壁(ようへき)の「水抜き穴」は詰まっていませんか?

コンクリートの壁にあるパイプ穴は、斜面の中の水を抜くための重要装置です。ここが泥や草で詰まっていると、水圧で壁ごと崩壊するリスクが高まります。
割り箸などで泥をかき出すだけで、防災力が上がります

⚠️ あなたの家の裏山は大丈夫?「がけ崩れチェック」

  • [ ] がけの高さが5m以上ある
  • [ ] がけの斜面に亀裂が入っていたり、木が傾いたりしている
  • [ ] 擁壁(コンクリート壁)の水抜き穴から、水が出ていない(詰まっている)
  • [ ] 過去に近くでがけ崩れが起きたことがある
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