地震災害・大規模火災対策

地震における火災の恐ろしさは、「同時多発的に発生するため、消防車が来ない」という点にあります。

松戸市には、駅周辺や旧宿場町の名残で木造住宅が密集している地域(木造密集地域)もあり、一度火が燃え広がると「面的」な大火災になるリスクがあります。

「出火させない」「小さいうちに消す」「ためらわずに逃げる」の3段構えで対応します。


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1. 【出火防止】火を出さないための「自動化」

大規模火災のリスク

地震火災の過半数は、電気が復旧した瞬間に発生する「通電火災」や、電気ストーブへの着火が原因です。人間がパニックになっても機械が止めてくれる仕組みが最強です。

  • 感震ブレーカー(最重要): 揺れを感知して電気を強制遮断します。「避難する時にブレーカーを落とす」と言われますが、パニック時にそれを実行できる人は稀です。設置がまだの家庭には、コンセントごとの簡易タイプ(数千円〜)でも良いので導入を強く推奨してください。
  • 暖房器具の固定・見直し: 電気ストーブや石油ストーブの上に、洗濯物やカーテンが落ちてこない配置にします。可能であれば、転倒時自動OFF機能付きのものを使用します。

2. 【初期消火】消火器は「天井」がタイムリミット

「火事だ!」と叫んで近所に知らせることが第一歩です。その上で、消火活動には明確な「引き際」があります。

  • 「天井」ルール: 炎が天井に届いてしまったら、もう一般の消火器では消せません。即座に消火を諦めて避難してください。このルールを知っているかどうかが、命の分かれ目になります。
  • 消火器の場所と期限: 「どこにあるか即答できますか?」「使用期限は切れていませんか?」。特に高齢者世帯には、重い粉末消火器よりも、スプレー式の簡易消火具(エアゾール式)を複数箇所に置くことをおすすめします。

3. 【避難行動】「広域避難場所」へ逃げる

火災が拡大した場合、小学校の体育館などの「指定避難所」では熱や煙から身を守れないことがあります。

煙対策(アヒル歩き): 火災で最も怖いのは一酸化炭素中毒です。煙は上に溜まるため、ハンカチで口を覆い、可能な限り姿勢を低くして移動します。

広域避難場所(こういきひなんばしょ)を目指す: 松戸市には、大規模火災時のふく射熱や煙から身を守るために指定された、大きな公園や広場があります。

例:21世紀の森と広場、江戸川河川敷、松戸運動公園など。

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