
ルピナスは、マメ科ルピナス属の一年草または多年草の植物です。その堂々とした草姿と、立ち上がった花穂に咲くカラフルな花が印象的で、ガーデニング愛好家から広く親しまれています。
ルピナスの特徴
- 草姿: 草丈は品種によって様々で、矮性種では30cm程度、高性種では1mを超えるものもあります。葉は手のひら状の複葉で、放射状に広がる独特の形をしています。
- 花: 最も目を引くのは、直立した花穂に多数咲く蝶形の花です。花色は非常に豊富で、紫、青、ピンク、赤、黄、白、オレンジなど、様々な色合いを楽しむことができます。中には、複数の色が混ざったバイカラーの品種もあります。
- 開花時期: 一般的な開花時期は春から初夏(5月~6月頃)ですが、品種によっては秋にも花を咲かせるものもあります。
- 香り: ほとんどの品種は微香性ですが、中には甘い香りを放つものもあります。
- 根: 根は深く伸びる直根性で、土壌を改良する効果もあると言われています。
- その他: マメ科の植物であるため、根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定し、痩せた土地でも比較的育ちやすい性質を持ちます。