松戸で見つけた「コトネアスター オータム・ファイヤー」

東松戸ゆいの花公園(松戸市東松戸) コトネアスター オータム・ファイヤー
(撮影場所 東松戸ゆいの花公園 2025年4月30日撮影)

「コトネアスター オータム・ファイヤー(Cotoneaster ‘Autumn Fire’)」は、バラ科コトネアスター属の常緑性または半常緑性の低木です。その名の通り、秋の紅葉と赤い実が非常に美しく、一年を通して観賞価値の高い品種です。

コトネアスター オータム・ファイヤーの特徴

  • 葉: 小さな楕円形の葉は、光沢のある濃い緑色をしています。秋になると鮮やかなオレンジ色や赤色に紅葉し、庭を華やかに彩ります。
  • 花: 初夏(5月~6月頃)に、白または淡いピンク色の小さな花を多数咲かせます。花は目立ちませんが、蜜源植物としても知られています。
  • 果実: 秋になると、鮮やかな赤い小さな実をたくさんつけます。この赤い実は冬まで長く残り、雪景色とのコントラストも美しく、鳥たちの食料にもなります。
  • 樹形: 横に広がるように生育し、枝垂れるような樹形になります。グランドカバーや斜面緑化、ロックガーデンなどにも適しています。
  • 樹高: 生長しても比較的低く、地面を覆うように広がります。剪定にも強く、好みの大きさに調整できます。
  • 耐寒性・耐暑性: 耐寒性、耐暑性ともに強く、日本の多くの地域で育てやすい品種です。

コトネアスター オータム・ファイヤーの魅力

オータム・ファイヤーの最大の魅力は、その燃えるような秋の紅葉と、鮮やかな赤い実のコントラストです。緑の葉から徐々に色づき、真っ赤に染まる様子は圧巻です。また、冬に赤い実が残ることで、寂しくなりがちな冬の庭に彩りを与えてくれます。

横に広がる樹形は、グランドカバーとしても優秀で、雑草の抑制にも役立ちます。手間もあまりかからず、丈夫で育てやすい点も魅力です。

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