戸定邸(松戸市松戸)

戸定邸(松戸市松戸)

戸定邸(とじょうてい)は、江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜(よしのぶ)の弟、徳川昭武(あきたけ)が明治時代に別邸として建設し、後半生を過ごした旧邸宅です。

<特徴>

  • 歴史的価値: 明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全な形で残る、国内で唯一の建物であり、国の重要文化財に指定されています。
  • 構造と間取り: 木造平屋一部2階建てで、9棟の建物と23の部屋からなる広大な屋敷です。大名家の格式と家庭的な温かさが同居する独特な空間を持っています。
  • 戸定が丘歴史公園: 戸定邸とその周囲の敷地(2.3ヘクタール)は「戸定が丘歴史公園」として整備・一般公開されており、「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。
  • 庭園: 国の名勝に指定されている庭園があり、高台にあるため、晴れた日には江戸川越しに富士山などを望むことができます。紅葉の名所としても知られています。
戸定邸(松戸市松戸)
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