
幸田(こうで)貝塚は、千葉県松戸市幸田にある、縄文時代前期の大規模な集落遺跡です。松戸市指定史跡となっています。
項目 | 内容 |
時代 | 縄文時代前期(今からおよそ6,000年前) |
所在地 | 松戸市幸田2丁目(幸田第一公園など) |
特徴 | ・標高約18メートルの台地上に位置する、貝塚を伴う集落遺跡。 |
・分布範囲は南北約250メートル、東西約180メートルにも及ぶ広大な規模で、当時の奥東京湾岸で最大級の集落の一つとされます。 | |
・150軒以上の竪穴住居跡が確認されており、当時の集落の様子を知る上で極めて重要です。 | |
出土品 | ・多量の土器、石器、獣や魚の骨、炭化したクルミなど、当時の暮らしを伝える貴重な遺物が出土しています。 |
・多種多様な縄の文様が施された「関山式(せきやましき)」土器群が中心です。 | |
・出土品の一部266点が一括して国指定重要文化財に指定されており、松戸市立博物館に収蔵されています。 |












松戸市幸田2の9 幸田第一公園