佛持院(松戸市平賀)

佛持院(松戸市平賀)

佛持院(ぶつじいん)は、日蓮宗の寺院で、山号を妙仙山(みょうせんざん)と号します。「あじさい寺」として名高い本土寺(ほんどじ)の参道沿いに位置しており、その歴史は本土寺と深く結びついています。

佛持院は、応永元年(1394年)に佛持院日覚上人が開基し創建したと伝えられる古刹です。室町時代初期にまで遡る長い歴史を持ち、近隣の本土寺を支える寺院として発展しました。

もともと本土寺には、鎌倉時代から江戸時代にかけて「4院6坊」と呼ばれる多くの塔頭(たっちゅう)寺院(本山の敷地内や隣接地に建てられた子院)が存在していました。しかし、時を経てそれらの多くが失われる中、現在まで残っているのは、この佛持院のみとなっています。この事実は、佛持院が本土寺にとって特に重要な役割を果たし、その歴史を今に伝える貴重な存在であることを示しています。

佛持院(松戸市平賀)

〒270-0002 千葉県松戸市平賀63

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