外河原稲荷神社(松戸市主水新田)ガイド

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外河原稲荷神社(松戸市主水新田)

 松戸市主水新田に鎮座する外河原稲荷神社は、地域の開墾の歴史を今に伝える、由緒ある稲荷神社です。その名前は、かつてこの地が利根川の「外側」に位置する「河原」の「新田」であったことを示しており、地域の発展を見守り続けてきた歴史を物語っています

 外河原稲荷神社の創建は、江戸時代初期にまで遡るとされています。この地域は、利根川東遷事業の一環として行われた新田開発によって開墾されました。当時、利根川が現在の流路に付け替えられる前は、このあたりは広大な河川敷や湿地帯であり、それを新田として切り開くには大変な労力と困難が伴いました。

 「主水新田」という地名も、この開墾事業に深く関わった人物の名前、あるいは役職に由来すると考えられます。このような新田開発が行われる際には、必ずと言っていいほど、開墾の成功と豊作を願い、地域の守護神として稲荷神が祀られました。外河原稲荷神社も、まさにそのような背景の中で創建され、開拓者たちの汗と努力、そしてその後の地域の繁栄を静かに見守ってきたのです。

外河原稲荷神社(松戸市主水新田)
外河原稲荷神社(松戸市主水新田)
外河原稲荷神社(松戸市主水新田)
外河原稲荷神社(松戸市主水新田)

アクセス

千葉県松戸市主水新田480−5

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