浅間神社(松戸市小山)
浅間神社は、千葉県松戸市小山にある神社です。正保4年(1647年)に創建されました。
浅間神社は、標高28mの独立丘陵上に鎮座しています。境内には、富士塚があり、信仰の山として長い間保護されてきました。
社殿までの石段に現在地が何合目かわかるように表示があります
創建 正保4年(1647年)
祭神 木花開耶姫命(このはなのさくやびめ)・源義家(白旗神社)
木花開耶姫命は、富士山の神様として信仰されています。源義家は、平安時代中期の武将で、浅間神社の創建にも関わったとされています。
松戸市小山にある浅間神社の境内は、千葉県指定天然記念物「浅間神社の極相林(きょくそうりん)」として指定されています。
この極相林は、都市部にありながら、長い年月をかけて自然が作り上げた安定した植生が保たれている貴重な場所です。
浅間神社の極相林の特徴
文化的・歴史的価値: 極相林は、単に自然の貴重さだけでなく、かつてこの地域に広がっていた植生の姿を今に伝える、歴史的な価値も併せ持っています。
照葉樹林の極相: 温暖で湿潤な気候に適応した、常緑広葉樹を主体とする「照葉樹林」の極相林です。
主な樹木: ヤブニッケイ、タブノキ、ムクノキ、ツバキ、スダジイ、アカガシといった、この地域の原生林を構成する代表的な陰樹が生育しています。特にヤブニッケイが高木として優占し、多様な植物層を形成しています。
植生遷移の終着点: 日当たりや気温、湿度の変化に弱い植物が淘汰され、生育に適した植物のみが、高木・亜高木・低木・草本という階層に分かれて定着し、安定した生態系を形成しています。







御神木
















アクセス
千葉県松戸市小山664
松戸駅から徒歩20分